MANUAL

CarnaAI 使い方ガイド

受付から報告書PDFの出力まで、日常の操作をまとめています。

CarnaAI は、人間ドックの検査結果を1か所にまとめ、報告書PDFを出力するツールです。 受診者1人の1回分の受診を「受診ハブ」という画面で管理し、 そこから各検査の入力画面へ入っていきます。基本の流れは次のとおりです。

📝新規ドック登録
📋受診票
🩸各検査を入力
🤖AIドラフト
医師が確定
📄PDF出力

迷ったら受診ハブに戻れば、どこまで入力できているかが一目で分かります。

1どこから始めるか

ほとんどの場合、トップページの赤い「新規ドック登録」から始めます。 患者ID・性別・ドックコース・受診日を入れると、そのまま受診票へ進みます。 院内カレンダーと連携している場合は、画面右の予定をクリックすると 患者ID・受診日・コースが自動で転記されます。

  • トップページの「ドック予定(前後7日間)」に登録済みのドックが並びます。 患者IDを押すとその患者のページへ、「受診ハブ →」でその受診の作業画面へ直行できます
  • 2回目以降の受診者は「患者一覧」から探して、 最新受診の「受診ハブ」へ直行できます
  • 計測値(身体計測・血圧脈拍・握力視力)だけ入れるときは「スタッフ入力検査」を使います
  • 患者IDだけ先に作りたいときは患者一覧の「+ 新規患者登録」を使います

患者IDは検査会社のものをそのまま使います。氏名はシステムに保存していません(PDF印刷のときだけ、別管理の名簿から差し込まれます)。

2受診ハブ ─ 作業の中心になる画面

1回分の受診について、どの検査が終わっていてどれが残っているかをまとめた画面です。 患者一覧の「受診ハブ」ボタン、または受診票の保存後に開きます。

  • 「次にやること」バナー ─ 最初の未入力セクションへ案内します。順番に迷ったらこれに従えば大丈夫です
  • 進捗バー ─ 入力済み/未入力の数が分かります
  • 入力済み・未入力バッジ ─ 各カードの状態を示します
  • 受診票で「実施せず」にした検査のカードは表示されません。 必要なのに出てこないときは、受診票のステータスを確認してください

3計測値クロスチェック表(赤が出たら直す)

身長・体重・BMI・腹囲・血圧・内臓脂肪面積は、受診票/身体計測/CT/メタボの 複数の画面に出てきます。受診ハブではこれらを並べて表示しています。

赤く表示されたら、値が食い違っています。システムの故障ではなく入力の不一致なので、どちらが正しいか確認して直してください。 そのままPDFを出すと、報告書の中で数字が矛盾します。

4データ取込 ─ ファイルはぜんぶ1か所に放り込む

検査結果のファイルは、受診ハブまたは受診票の「データ取込」にまとめて ドラッグ&ドロップします。どのページで取り込むか迷う必要はありません。 ファイルの種別(採血TXT・各種レポートPDF・画像・DICOM)は自動で判別され、確定する前に判定を確認・変更できます

  • 採血TXT ─ 血液検査へ登録。ファイル内の患者ID・採取日を自動で読み取り、 この受診と食い違う場合は赤い警告が出ます
  • 過去のドック報告書(PDF/Word) ─ 過去結果として保存。受診票の一覧から 「構造化転記」でAI解析して各欄へ振り分けられます
  • MRI読影レポート・CT脂肪測定・超音波カルテのPDF ─ 各所見ページへ自動で抽出・入力されます
  • 画像・DICOM ─ 画像は転記先(画像診断・CT・MRI・マンモ)を選んで保存。 DICOMはJPEGに変換して患者の保管庫に入ります

取り込んだ内容は必ず対象ページで確認してください。読み取りが完璧とは限りません。

5AIドラフト ─ 所見の下書き

所見の入力欄にある「AIドラフト生成」を押すと、下書きが入ります。 過去に確定した所見・添付画像・登録済みの参考資料をもとに作られます。

AIドラフトは診断ではありません。必ず医師が内容を確認し、修正してから保存してください。 最終的な判断と責任は医師にあります。

医師が修正した内容はシステムが学習し、次回以降の下書きが院内の書き方に近づいていきます。直せば直すほど精度が上がるので、違和感があれば遠慮なく書き換えてください。

6画像の添付

MRI・CT・画像診断所見の各画面に、画像のアップロード欄があります。 ドラッグ&ドロップでも、クリックして選んでも登録できます(複数まとめて可)。

添付した画像はAIドラフト生成の参考にも使われます。

7報告書PDFの出力

受診ハブの「PDF出力」から出せます。検査ごとの個別PDFと、 全部を1つにまとめた一括PDFがあります。

  • 入力していないセクションは自動で除かれます(白紙のページは出ません)
  • 氏名は別管理の名簿から差し込まれます
  • 出力前に、クロスチェック表が赤くないか確認してください

8こんなときは

必要な検査のカードが受診ハブに出てこない
受診票でその検査が「実施せず」または未選択になっています。受診票を開いて「済」に変えてください。

AIドラフトが出てこない
少し時間がかかることがあります(画像つきだと10秒前後)。 何度試しても出ない場合は保守担当へ連絡してください。

PDFの氏名が空になっている
氏名の名簿がまだ設置されていない可能性があります。保守担当へ連絡してください。

職員を追加したい/退職者を消したい
管理者でログインして「ユーザー管理」から行えます。退職者のアカウントは必ず削除してください。

9扱っている情報について

  • データベースに氏名は保存していません。検査会社の患者IDで管理しています
  • AIドラフトの生成時は、検査値・所見文・画像を Google Cloud の Vertex AI(東京リージョン)へ送信します。 送信内容がAIの学習に使われないことが規約で明記されています
  • 画面を離れるときはログアウトしてください